今日は関係副詞の限定用法 [制限用法] と継続用法 [非制限用法] の違いについて書きます。
まず、関係副詞には、when, where, why, how があり、先行詞を修飾する形容詞節を作ります。節の中では、副詞の働きをするので後には完全な文が来ます。
I remember the place where I first met you. (私は、初めて君に会った場所を覚えています。)
上記の文で説明すると、the place が先行詞、whereが関係副詞、where I first met you が形容詞節で先行詞を修飾しています。
さて、関係副詞の限定用法 [制限用法] と継続用法 [非制限用法] の違いですが、継続用法 [非制限用法] はwhenとwhereのみで、先行詞について補足説明する形容詞節を作ります。また、基本的に継続用法 [非制限用法] の関係副詞の前にはコンマを書きます。
We left the zoo at five, when the gate was closed. (私たちは5時に動物園を出た。というのはそのとき閉門されるからだった。)
Jim went to the drugstore, where he met Chris. (ジムはドラッグストアに行き、そこでクリスに会った。)
上記の文は関係副詞を使わずに下記のように書くこともできます。
We left the zoo at five, for then the gate was closed.
Jim went to the drugstore, and there he met Chris.
また、下記のように主節の主語を修飾するときに、主語と動詞の間に挿入される場合もあります。その場合は基本的にコンマで挟みます。
The field, where I used to play, is full of houses now. (その原っぱは、昔そこでよく遊んだものだが、今では住宅がいっぱい建っている。)
最後に、下記の場合、先行詞となる名詞がなく、前文(主節)全体の内容を先行詞と考えます。(このwhenは接続詞とも考えられます。)
Meg was preparing lunch for picnic, when [= and then] it began to rain.
少し、わかりにくいかもしれないので、新たに関係詞の制限用法 [限定用法] と非制限用法 [継続用法] の違い!を書きましたので、参考にしてみてください。