今回は接続副詞について書きたいと思います。
接続副詞とは
前の文との意味的なつながりをはっきり示すために用いられる副詞(句)である。ほとんどの場合、これらの副詞(句)に続くあとの部分が内容的に重要となる。
接続詞のように、語や句や節を結びつけることはできません。主に下記のように使用します。
1. S V ~. 接続副詞, S V …. ⇒ ピリオドで一回文を終え、接続副詞を入れ、そのあとで新たに文を始める
例 : He practiced hard. Therefore, he won the prize.
「彼は懸命に練習した。それゆえに、彼は入賞を果たした。」
2. S V ~; 接続副詞, S V …. ⇒ セミコロンを入れ、その後に文を続ける(文は終わっていないので接続副詞は小文字で始められます)
例 : He practiced hard; therefore, he won the prize.
3. S V ~, 接続詞 + 接続副詞, S V …. ⇒ 接続詞と共に使うのなら、(,)コンマで繋ぐことができます
例 : He practiced hard, and therefore, he won the prize.
主な接続副詞は次の4パターンに分類できる。
A . 対照 : 前述したことと対照的な内容を述べる。
however しかしながら
insted その代わりに、そうではなく
neverthless/nontheless にもかかわらず
still それでも
in fact 実際には
on the other hand 一方では
on the contrary それどころか、しかしながら
She was very tired. Neverthless[Still], she kept working.
彼女は非常に疲れていた。にもかかわらず、働き続けた。
B . 付加 : 前述したことに追加する内容を述べる。
also また
besides さらに
moreover/furthermore そのうえ
similarly 同様に
in addition 加えて
The dish was delicious. Besides[Moreover], it was healthy.
その料理はおいしかった。 そのうえ、健康にもよかった。
C . 結果・結論 : 前述したことの結果や結論を述べる。
thus ゆえに
therefore したがって
consequently 結果として
as a result その結果
He practiced hard. Thus[Therefore], he won the prize.
彼は懸命に練習した。それゆえに、彼は入賞を果たした。
D . その他 : 条件・換言など。
otherewise さもなければ
in othere words 言い換えれば
Let's start now! Otherewise, we will miss the train.
さあ出発しましょう! でないと、電車に乗り遅れますよ。