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2018年10月16日火曜日

形容詞の限定用法と叙述用法の違いについて!

先日は、関係詞の制限用法 [限定用法] と非制限用法 [継続用法] の違い!について書きました。今日は形容詞 (Adjective) の限定用法 ( attributive use ) と叙述用法 ( predicative use ) の違いについて書きます。限定用法と叙述用法の違いは形容詞の基礎ですので、しっかりと理解しておいた方が良いと思います。

まず、限定用法とは名詞や代名詞に直接つけて、それらを修飾する用法です。名詞 [代名詞] を前から修飾する場合が多いですが、後ろから修飾する場合もあります。

形容詞が単独で名詞 [代名詞] を修飾する場合は、前から修飾します。

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形容詞に修飾語句がついている場合や、something, anything, nothing, everythingなど、-thingで終わる語を修飾する場合は、名詞を後ろから修飾します。

This is a custom peculiar to Japan. (これは日本特有の風習です。)

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叙述用法は、SVCのC ( subjective complement : 主格補語 ) やSVOCのC ( objective complement : 目的格補語 ) として使う用法です。

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限定用法のみで用いられる主な形容詞は下記の通りです。

  1. 比較級の形容詞の一部

    elder, upper, former, latter など

  2. 物質名詞 + en

    wooden, woolen など

  3. -enで終わる分詞形容詞

    drunken など

  4. そのほか

    only, daily, main, mere, live, living, lone など

叙述用法のみで用いられる形容詞はa-で始まるものが多く、主なものは下記の通りです。

asleep, awake, alone, alive, alike, aware, afraid, ashamed, content, unable など

また、下記のように限定用法と叙述用法とで意味が異なる形容詞もあります。

限定用法 叙述用法
certain ある 確かな
present 現在の 出席している
late 故~(亡くなった) 遅れている
able 有能な ~できる(be able to)

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